モルモット
モルモットの飼い方を説明します。モルモットは3000年前ごろ前から家畜や食用として飼われているともいわれています。現在は野生のモルモットは存在しません。日本では江戸時代にオランダからモルモットは入ってきました。モルモットはおとなしく、扱いやすいので飼いやすく、動物園などでも触れ合えるようになっています。モルモットという名前の由来はリスの仲間のマーモットと外見が似ていることからこうした名前ついたといわれています。モルモットの身体能力を紹介すると、耳は音声でのコミュニケーション能力が発達しているので、聴力はよいとされてます。視力はあまり良くないが、視野は広くなっています。歯は20本あり、一生伸び続けます。しっぽがないこともモルモットの特徴ですが、しっぽは退化したようです。これらの特徴も踏まえてモルモットの飼い方を学んでいきましょう。
モルモットの飼い方
まずはモルモットの飼育環境を整えることから始めましょう。モルモットを飼うにあたって必要なものはゲージ、敷きワラ、トイレ、餌入れ、水入れなどが必要になってきます。ゲージはウサギ用のものが適切だと思われます。モルモットはジャンプ力がないので、高さは30センチもあれば大丈夫です。ゲージで飼育するので、ゲージの底の金網がある場合は外しましょう。そしてゲージの底には敷きワラを敷くようにしましょう。モルモットはトイレの場所を覚えないことが多いようですが、一様おいておきましょう。モルモットの餌入れは丈夫で安定性があるものなら何でも問題はありません。水入れは吸水器を使いましょう。モルモットはたくさん水を飲むので水は頻繁に入れましょう。これらが準備できたら次はモルモットの飼い方です。餌はビタミンCが添加しているものを選びましょう。モルモットは体内でビタミンCを作ることのできない動物です。市販のものは開封してからビタミンCがどんどん少なくなっていきますので、しっかり密封して、さらに短期間でなくなるような量にしましょう。市販の餌だけではビタミンCは少ないので、キャベツや白菜、小松菜、大根などを細かく切ってあげましょう。にんじんやレタスはビタミンCの吸収の邪魔になりますのであげないでください。モルモットの餌の１日にあげる量としては成長期なら体重の8％、大人になったら体重の6％が目安です。モルモットの飼い方には以上のことを最低限注意しましょう。
モルモットの繁殖方法
繁殖をさせるためのモルモットの飼い方としては、モルモットはメスなら30日から45日程度、オスならば70日程度で性成熟します。しかし完璧には成長仕切っていないので生後3ヶ月が過ぎてから繁殖をさせましょう。遅すぎるのもいけないので生後7ヶ月までに行うことをおすすめします。モルモットはまだ小さくてもオスとメスを一緒にすると交尾をするので要注意です。モルモットの妊娠期間は60日から70日程度で平均として3、4匹の子供を産みます。出産した子供はすぐに軟らかい餌なら食べることができます。しかし最初はしっかり母乳を飲ませてあげましょう。母乳を飲むことで免疫や栄養が行き届きます。2週間は母親モルモットと子供を一緒に飼い、母乳を飲ませてあげましょう。モルモットの飼い方の最低限のポイントは以上ですが、他にも色々な飼い方のポイントがあります。色々な話を聞くことや普段の様子を観察して、モルモットのよりよい飼い方を勉強しましょう。